乃木坂 東京ドーム公演ライブレポート(後半編)

前回に引き続き「東京ドームライブレポート」をお届けいたします。

前半はこちらから↓

 

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今回は後半ということで、アンダーパートが終わった「選抜パート」からになります。

 

 

「選抜も負けてない」から始まり、選抜メンバーの大変さを伝えるVTRは「この瞬間と輝きは彼女たちが磨き続けてきた6年間の証」というナレーションで締めくくられ選抜パートに突入します。

 

命は美しい

西野さんが1人バックステージに登場。

(ここで「またバックステージかい!」と心の中でツッコミが入ります)
バックステージはプロジェクションマッピングのような作りになっていて、西野さんの動きに合わせて地面の映像が変化する洒落乙な作りとなっておりました。

西野さんが四方の方角に向かって手を出すと次々とメンバーが登場するのは、メンバーーを召喚してる感じで面白かったです。

西野七瀬の守護神たちが次々と出てくるイメージw
ただ、「命は美しい」もこれまた緑のライトが強すぎてメンバーがよく見えませんでした!乃木坂の売りは「顔」だから!肝心の「顔」がライトの色に消されて見えづらいんじゃ〜!
あと、サイド側からオペラグラスを使って推しのダンスを拝もうと必死だったのに、曲間で特殊なバリア(視界を防ぐ透明なモヤ?)が張られる不思議な演出のおかけで一時全く何をしてるのか分からない時間がありました。多分正面から観てる人には分からなくて、サイド側の人にしか分からないのですが、あの演出は良くないっすね。
オタクは1秒でも見逃したくないのです。そこんところを宜しくお願いします。

 

逃げ水

与田桃の2人がセンターステージに登場。
サビ前に流れてくるドビュッシーの「月の光」部分が来ると、突如としてオタクが「ワアー、ワアー」と騒ぎだしたのですがあれは何だったのでしょうか。初めて「逃げ水」をライブで見たので、突如騒ぎ出すオタクについていけませんでした。多分一種のコールみたいなやつなんでしょうが、なんかダサかったw

 

インフルエンサー

流石の盛り上がり曲!

逃げ水も「一切コールなし!」の我が地蔵エリアでも、インフルエンサーは盛り上がってました!カッコイイ曲は踊ってるメンバーが楽しそうでいいですよね!でも、炎が近くて熱くないのかね。

日村さんも関係者席で観覧しながら「インフルエンサー」を爆踊りしていたようです。

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https://mdpr.jp/music/detail/1726335

 

君の名は希望

生ちゃんのピアノ演奏、そして生歌披露でした。この曲に限らず、今回のライブは大半の曲を生歌でやってくれたのがとても良かったです。下手でも何でもいいんです。乃木坂の今の声が聞きたいから、生歌でやってくれるのは本当に有難いですね。
この時ばかりはさすがにコールもなく、観客も静かに聴き入ってました。
生ちゃんがピアノを演奏しているということで会場は一面黄色に染まりました。

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https://mdpr.jp/music/detail/1726335

 

MC

生駒ちゃん、白石さん、未央奈、西野さん、生ちゃん、飛鳥のセンター経験者からのスピーチ(スピーチ全文はモデルプレスに掲載してます↓)

mdpr.jp


白石さんのスピーチの時は、いつ卒業の話をし出すのかと気が気ではなかった為、落ち着いて聞いてられませんでした。なので、何事もなく未央奈にスピーチが渡った時はホッと安心しました。
でも、よく考えたら白石さんが東京ドームの場を使って卒業宣言する訳はないんですよね。東京ドームは皆で目指してきた大事な場であり、乃木坂46皆の為のステージ。
そんな大事な場で「卒業します」と宣言してしまうと、「東京ドーム=白石麻衣卒業」でイメージがつき、ニュースでもそればかりが扱われてしまいます。

そんなことを白石さんは望まないだろうし、乃木坂を大切に思っているから「東京ドーム」の場を「自分の為のステージ」にはしないに決まってました!
まだまだ私は乃木坂の絆を甘く見ていたようです。反省反省。

 

未央奈のスピーチの時はとにかく前髪が割れていたのが気になりました。ダンスを頑張った証ではあるのですが、せっかくの晴れ舞台なのに、あの割れ具合は勿体ない。
「今、完璧に整っている私の前髪とチェンジしてあげたい」と思いながらスピーチ聞いてました。(だから内容はあまり入ってこなかった)

 

西野さんはスピーチの時に涙で言葉が詰まった時があったんですけど、その一瞬の詰まりを見逃さず「ガンバレー!」「七瀬ー!ウオォー」と叫んでるオタクが食い気味すぎて引きました。そんなに食い気味で言わなくても!人の話は最後まで落ち着いて聞かないとモテないぞ〜!
あと、ドームは音が反響するのでシーンと静まり返ってる中「ガンバレー!」をやると「ガンバレー!」が2秒遅れで返ってくるという、ドームの特長が悪い方向に働いた呪いのような仕組みは笑ってしまいました。早くその音を吸収してくれ!!
乃木坂名物「オタクによるガンバレー!」が聞けたので、今度は「オレの嫁」コールを聞かないと!(新たな使命)

 

生ちゃんのスピーチの時も「もしかして卒業宣言するのかな?」と白石さんの時同様にドキドキしながら聞いてましたが、
「皆さんともっと色んな景色が見たい」と前向きな言葉を生ちゃんの口から聞くことができました。まだまだ生ちゃんは乃木坂として活動するって信じていいよね?!

 

いつかできるから今日できる

メンバーの決意を聞いた後のこの曲はもう感動。聞いててジーンときました。生歌でしたが、Mステの時より全然上手です。乃木坂は別に歌下手じゃないですよ。下手って言ってる人たちに聞いてほしいよね、全く。
メンバーが凄く楽しそうにこの歌を歌ってる姿を見て、
「なんか自分も負けてられないなあ、この人たちの輝きに負けないくらい頑張らないと」いう気持ちになりました。
同い年くらいの女の子たちの頑張りって凄く勇気づけられます。

 

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171109-00000025-tospoweb-ent

 

アンコール

おいでシャンプー

アンコールでは籠のような形をしたトロッコに乗ってメンバーが登場。
私の席側に来てくれたので、オペラグラスでメンバーを追っていたら突如視界が真っ白になり、メンバーが誰も見えないw
驚いてオペラグラスから目線を外すと、隣の方が推しタオルを懸命にアピールしすぎて、陣地を完全に無視し私の目の前にタオル広げてました。
気持ちは分かるが、自分の胸元でタオルは留めておこうな!
その後何度もやられたよ(七瀬推し)

おいシャンの曲間で中田さんから「皆さん喉の調子はいかがですか〜?大変恐縮ですがこの後のコールお願いします」とアナウンスがあり、「ナカダカナシカ」コールで会場が盛り上がりました。ナカダカナシカコール楽しい!

 

ガールズルール

この日1番の盛り上がりを見せたのが白石さんセンターのガールズルール。盛り上がりに欠けてた私の周辺もこの時ばかりは盛大に盛り上がり、隣の人もノリノリでコールしてました。
ガールズルールは曲自体も盛り上がるけど、何より白石さんがほんと盛り上げ上手なんですよね。美人で面白くて盛り上げ上手とかほんと何者〜!
5万人による
"海岸線を~♪" 「まいやん!」

"バスは進む~♪" 「まいやん!」

"空は高気圧~♪" 「超絶かわいいまいやん!」

はマジで迫力が凄いです。普通に感動しました。

コールの勢いをメンバーが凄く楽しんでいたのも良かったです!

 

乃木坂の詩

桜井さんがこの間雑誌のインタビューで「ライブで踊ってる時、客席が大きなスクリーンのように見えるけど、乃木坂の詩だけはファンと同じくペンライトを持って踊ってるから、一体感がある」と話していた乃木坂の詩。

東京ドームは桜井さんからどんな景色に見えていたのか、気になりながら乃木坂の詩を聞きました。


「乃木坂の詩」が終わった後、メンバーが一礼をすると「乃木坂46 アリガトウ」の文字が客席に浮かび上がるサプライズがあったのですが、
実は開演前、スクリーンに「サプライズにご協力下さい」とアナウンスが出ており、
座席に赤いシールが貼ってある人は「白いサイリウム」貼ってない人は「サイリウムを消す」と指示がありました。
そして乃木坂の詩が終わった後、メンバーからは見えない形で「サプライズをお願いします」とスクリーンに流れ、それに合わせて各自がサイリウムを消したり、点けたりして「乃木坂 46 アリガトウ」の文字ができたのです。

 


このサプライズを見て桜井さんが「東京ドームよりもっといい場所ありますよね?皆さんをもっと凄いところに連れて行きます」と宣言してくれたの、ほんとキャプテン感があって超かっこ良かったです!
「オレが甲子園に連れてってやるよ」みたいなノリ?キャプテンカッコいい〜!

 

他のメンバーも言ってましたが、乃木坂にとって東京ドームは目標ではないんですね。あくまで通過点。だから東京ドームで出来る有り難みを噛み締めて、「ありがとうございました」で終わらず、「もっと凄いところに行く!」と言えるのでしょう。
実際乃木坂の人気なら1・2年前でも東京ドームを埋めることはできたと思うんです。
でも、その時やってしまったら「東京ドーム凄い」がメンバーの中の1番の気持ちになってしまったかもしれません。
ここまで待ったからこそ名実共にNO.1のアイドルになり、「自分たちはまだ上へ行ける」という自信と人気が今の乃木坂にはあります。

だからこそ堂々と「通過点」と言い切ることができるのでしょう。

この先どんな景色を見せてくれるのか、私たちファンはまだ分からないけど、どんな姿でも乃木坂メンバーが楽しそうならそれだけで嬉しいです。

 

Wアンコール

きっかけ
最終日だから絶対やると読んでたWアンコール。場内の照明が点き、ちらほら帰る人(隣の2人組や前の人たち)も居たので、「もしやドームなのにやらないの?ひ、ひどい!」と心配になりましたが、幕が上がり「きっかけ」が流れました。
万理華・ひめたんが揃う最後のライブ。
万理華が目立つように万理華の背中を押して先に行くようメンバーが促すのですが、万理華は1人で歩くことよりメンバーと一緒に歩きたかったようで、仲良しの玲香ちゃんと手を繋いでメインステージからバックステージの方まで歩いていきました。
その時の何とも言えない2人の表情が、見ていて胸が締め付けられて、私はサイリウムも振らずただただ立ち尽くすしか出来ませんでした。
ひめたんはメンバーのアーチを潜り抜け、中3組の生ちゃん、ちーちゃんと肩を組みながらバックステージの方へ。
顔をぐしゃぐしゃにしながら泣く生ちゃんを見てひめたんが笑っていたの、2人の関係性が見えて、「仲間」って本当にいいなと思いました。

万理華・ひめたんはバックステージに辿り着くと2人で肩を組んで歌っていました。

その中に生駒ちゃんが入っていき、「皆も、皆も」と手招きしてメンバー皆が2人を取り囲む形で抱きつきます。
その後、万理華とひめたんがメインステージの方へ先に歩き出し、メンバーが2人を追いかけてメインステージの方へ後から向かいます。先に歩き出す万理華とひめたんの姿が、なんだかもう手が届かない人たちになってしまったようで、「卒業」を現していて、その姿で居なくなってしまうのを実感しました。

2人の門出にと「きっかけ」を選んだのはメンバーだったようです。
最後2人からの挨拶が終わり、本当に本当にこれが最後となった時、マイクを通さない地声で「ありがとうございました!」と言ってくれた声、遠くにいるスタンドの私までしっかり届いてました。

今回の東京ドームは万理華とひめたんが卒業するということもあり、「楽しい」だけでは見られなかったライブですが、最後の「きっかけ」は心にずっと残ると思います。
本当は誰にも欠けてほしくないけど、乃木坂から離れても2人の未来がときめくことを願ってます。
アイドルにこんな想いを抱くことになるなんて、想像もつかなかった〜。

でも、これもこれで悪くないですね。

 

 

ひとまず万理華とひめたん、長い間お疲れ様でした!

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